【Wellputt Stroke Masterレビュー】パター練習の質が変わる高機能パターマットを徹底解説

【Wellputt Stroke Masterレビュー】パター練習の質が変わる高機能パターマットを徹底解説

ゴルフが上手くなるためには、スコアの約4割を占めるパッティングをいかに少なくさせるかが鍵です。言い換えるならば、いいスコアを出すためにはパターの上達が欠かせないといえるでしょう。

しかし、

  • 自宅で毎日練習しているのに、一向に3パットが減らない
  • ただマットの上を転がしているだけで、本当に上手くなっているか分からない
  • 効果のある練習方法を知りたい

このように日々悩み、パターが上手になる方法を模索しているゴルファーは多いのではないでしょうか。その悩みの原因は、ただパター練習の量をこなすだけではなく、「質」や「効率」にも注目する必要があるのかもしれません。

この記事では、パッティングの上達に必要な距離感や方向性が効率よく身につく高機能パターマット「Wellputt Stroke Master」を紹介します。

記事の中ではパター練習の効果を最大限に引き出すための方法もNERD GOLFの辻本店長にお聞きしています。パターが上手くなりたい、効果が出やすい実践的なパター練習をしたい方はぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者:NERD GOLF 店長 辻本氏

これまで1万人以上のゴルファーを診断し、悩みを解決してきたインドアゴルフ「NERD GOLF」の店長。フィッター兼クラフトマンとして過去に表彰を受けたほか、あらゆるゴルファーのスイングタイプに精通し、レベルアップに貢献してきた実績を持つ。

Wellputt Stroke Master(ウェルパットストロークマスター)とは?

パッケージサイズ(幅:29.2cm、奥行:23.9cm、高さ:41.3cm)

Wellputt Stroke Masterは、パッティングに不可欠な「方向性」「距離感」「再現性」3つの要素を体系的に向上させるために設計された革新的なトレーニングマットです。

PGAツアーでも活躍しているジョーダン・スピース選手を育てたキャメロン・マコーミック氏が監修し、多くのPGAツアープロも練習に取り入れています。

主な特長

  • 早いグリーンを体験できる

天然芝に近い転がり(スティンプメーター10フィート/11.5フィート)を自宅でも体感できます。

  • 狭いスペースでも4mの距離が練習できる

傾斜を利用したボールリターン機能(スロープ台)により、全長2.5mのマットで約4.4mのロングパットもシミュレーション可能です。

  • 理想のストローク軌道を習得できる

マット表面に印刷されたストロークのテンプレート器具で、最適なイン・トゥ・イン軌道が身につきます。

  • 精度を高める付属品で上達度も加速する

取り外し可能なストロークガイド「WELLGUIDE」(写真下)がフェースの向きのズレを可視化し、疑似カップ「WELLHOLE」(写真上)が精密なカップイン練習をサポートします。

製品仕様

長さ2.5m
35cm
重量7kg
価格¥29,800(税込)

梱包内容一式(パターマット、スロープ台、ストロークガイド「WELLGUIDE、疑似カップ「WELLHOLE」、トレーニングガイド兼説明書)

使ってみた!Wellputt Stroke Masterの特長と感想

前述の機能を実際に体験するべく実際に使ってみました。

以下、パターが上手くなると感じた3つの特長をご紹介します。

1.【方向性】正しい軌道とフェース向きを視覚化

マット上には、理想的なストローク軌道を示す「アーク(円弧)」が描かれています。

これに合わせて振るだけで、体幹を使った安定したストロークを自然と身につける練習ができます。

「この線がいいですね。線がちゃんと描かれているので、フェースの角度をしっかりと合わせやすくなっています」(辻本店長)

トップの位置でフェースの角度を確認

フォローの形も合っているか確認できる

2.【距離感】ゲーム感覚でタッチが養えるゾーン

3段階の距離設定(黄色、オレンジ、赤)が特長

ボールを置く位置とカップ付近には色分けされたゾーンがあります。

アドレス時の色分けされた範囲内でストロークをすることで、カップ周りの同じ色に当てはまる距離感が身につけられます(写真下)。

感覚ではなく、距離感をストロークの幅で養える練習が可能です。

「漠然とカップを狙う練習ではなく、『振り幅』と『強さ』を体に覚え込ませることができて、2mや3mといった具体的な距離感が養われますよ」(辻本店長)

3.【再現性】アドレスの基準が作れるガイド

ボールを置く位置はもちろん、スタンスの幅を示すメモリまで用意されています。

毎回同じアドレス、同じストロークを繰り返し練習することで、コース上のプレッシャーがかかる場面でも揺らがない「再現性の高いパッティング」の土台が築けます。

「上下に書かれたメモリをもとに、アドレス幅の基準が作れます!」(辻本店長)

ここが違う!一般的なパターマットとの比較

Wellputt Stroke Masterが他の製品と比べて良いと感じるポイントには、圧倒的な練習効率が図れる点やストレスを感じない練習環境が挙げられます。

ポイント特長
ボールが自動で戻る・時短練習が可能・テンポよく練習できる
1球あれば十分・ボールを取りに行く必要がない
ボールの転がりが良い・トーナメントをイメージさせる回転の良さ
オーバーする打ち方が身につく・傾斜があるので、強めに打つストロークが身につく
  • ボールが自動で戻ってくるリターン機能の速さ

打ったらボールが戻ってくるリターン機能がついています。電池で動く反射装置付きのパターマットより2〜3秒、自分で取りに行くリターン機能がないパターマットと比べると、半分の時間で次のパッティングできます。

  • 練習用のボールも1球用意すれば十分

「一般的なマットでは打ち終わったらボールを取りに行かなければなりませんが、このマットなら省略できます。ボール1つで足りるため、打つ→構える→打つという反復練習もテンポよく行えます。とても効率的であり、忙しいゴルファーにとってはありがたい機能といえるでしょう」(辻本店長)

  • ボールの転がりが良い

絨毯やカーペットと異なり、トーナメントグリーンを思わせるスムーズな順回転が打てるなど、非常に快適な転がりが体感できます。

  • 打ち切る練習ができる

「マットの奥が緩やかな上り傾斜になっているため、カップをオーバーする打ち方が自然と身につきます。ジャストタッチではなく、カップの向こう側まで打つイメージを養えます」(辻本店長)

【辻本店長おすすめドリル】Wellputt Stroke Masterを使ったスコア改善に役立つ練習方法

これまで紹介した高機能パターマットの効果を最大限に引き出す練習法を、辻本店長に教えていただきました。

徐々に難易度が上がる練習を、ぜひ練習してみてください。

STEP1:最初は距離感をマスターする

まずは何も意識せず、マットに描かれた黄色、オレンジ、赤色の各ゾーンにボールをきっちり止める練習を繰り返しましょう。

自分の振り幅とボールが転がる距離の関係性を体に染み込ませることを心がけてください。

STEP2:ストロークの軌道を確認・矯正する

ボールの方向性が乱れてきたら、付属品のストロークガイド(WELLGUIDE)を使用してストロークの確認をしましょう。

セットはガイドを軌道の絵柄に合わせるだけです。

ガイドに沿ってパターを動かすことにより、体幹の使い方を筋肉に記憶させ、手でクラブを上げるクセを矯正できます。

ストロークが乱れるとガイドに当たってしまう

STEP3:プレッシャーをかけて練習する

隙間を通すイメージが大事

難易度を上げる際は、疑似カップ(WELLHOLE)を使用してください。

カップにはボール1個分の幅しかない高難易度ゾーンも設定されています。

ボールが通る幅をあえて狭くして練習するなど意図的にプレッシャーをかけることで、試合本番に強いメンタルと、より高い精度を養うことができます。

〇良い例
×悪い例

購入前に知っておきたいQ&A

Q.本番グリーンのスピード(速さ)に対応した練習ができますか?

A.芝の速さはプロのトーナメントと同様の設定(10〜11.5フィート)となっています。日本の一般的なゴルフ場よりも速く設定されていますが、速いグリーンを基準に練習することで、違う芝にも対応しやすいストロークが身につくといったメリットがあります。

Q.ほかにもおすすめの練習方法を知りたい

A.Wellputt Stroke Masterにはスマホ対応のアプリがあります。疑似カップなどの付属品を使ったさまざまなエクササイズも用意されているので、飽きることなく楽しみながら練習を続けられます。※英語表記のみ

Q.価格がいくらか気になります

A.価格は¥29,800(税込)です。ほかのパターマットよりも高く感じるかもしれませんが、圧倒的な練習効率と複数の機能を兼ね備えた仕様になっています。科学的に開発を重ねたマットなので、金額に見合う技術向上が期待できます。

Q.ボールがどうしてもオーバーしてしまいます

A.距離感に慣れないうちは、マットをオーバーしてしまうかもしれません。ボールの回収をスムーズに行いたい場合は、奥に箱を用意してみてください。意図的に強く打ちたい目的で練習する場合も、箱を用意することでボールが散らばらずに練習が続けられます。

Wellputt Stroke Masterは楽しくパッティング技術が上達するパターマット

Wellputt Stroke Masterは、ただ漠然とボールを転がすだけの練習とは違うパタ-練習ができます。

視覚的に距離感や方向性が身につく色づかいやメモリ表示など、アドレスからストロークまで自分の基準を作ることができる機能が備わっています。

地道な練習に飽きてきた方や、自己流の練習で伸び悩んでいた方も楽しく練習ができるパターマットですので、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。

Wellputt Stroke Masterの購入はこちらから

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