シャフトの種類により、ショットの行方は大きく変わります。

ただ、自分に最適なシャフトを選びたいと思いつつも、トルクやキックポイントといった専門用語により苦手意識を持つ人も多いのではないでしょうか。

この記事では、ゴルフシャフトの基礎知識から自分に合った最適なシャフト選びまでを詳しく解説します。

フィッターであり、NERD GOLF店長を務める辻本氏のおすすめシャフトも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ゴルフシャフトの基本知識

ゴルフシャフト 基本知識

シャフトを理解するためには、素材やトルク、キックポイントといったシャフトを構成する基本的な要素から確認していきましょう。

ゴルフシャフトの種類

シャフトの性能がショットに与える影響には、下記の各要素が関係しています。

  • シャフトの素材
  • シャフトの長さ
  • シャフトの硬さ
  • シャフトのトルク
  • シャフトのキックポイント

それぞれの役割や特徴を解説します。

シャフトの素材

シャフトには主にカーボンとスチール2種類の素材が採用されています。

「カーボン」

カーボンシャフト

カーボンシャフトは、原料のカーボンシートを芯棒に巻きつけて形状を整えたシャフトです。

軽量で振りやすく、何年経っても使用できるため、ドライバーからパターまでほとんどのクラブに採用されています。

近年では力のある人も使用できるよう120gのモデルも販売されており、スチール以外の選択肢として選ぶゴルファーも増えてきました。

力のない人やヘッドスピードが遅い人は、カーボンシャフトを使用したほうが良いとされています。

「スチール」

スチールシャフト

スチールシャフトは鉄の棒として、昔から馴染みのあるシャフトです。

カーボンより重く、70〜130gまで幅広くラインナップされています。

体力があり、スイングスピードが早いゴルファーに好まれ、安定したショットを打ちたい人に適しています。

おもにユーティリティ以下のクラブに多く使用されており、ドライバーに装着することも可能です。しかし、重くて扱える人が少ないため、一部のゴルファー以外には向いていません。

合わない重量を選ぶとスイングが崩れやすくなるため、スチールシャフトを選ぶときは、他のクラブとのバランスにも気をつける必要があります。

素材特徴
カーボン・重量が軽い(30~120g)
・ドライバーからパターまで採用
・ヘッドスピードが遅い人向き
スチール・カーボンより重め(70〜130g)
・フェアウェイウッドからパターまで採用
・ヘッドスピードが早い人向き

シャフトの長さ

ドライバーは45〜46インチ、アイアンは39.5〜35インチが基本的な長さです。

ゴルファーの身長や手の長さ、スイングのタイプにより適したシャフト長さは異なります。そのため、一概にこの長さが良いといった指標はありません。

一般的な考えとして、長いシャフトはしなりが利き、飛距離が出やすいとされています。ただ、そのぶんコントロールが難しく芯に当たりづらいデメリットがあります。

一方、短いシャフトは振りやすくコントロールしやすい点が特徴です。芯にも当たりやすいため、曲げたくない人は短いシャフトが向いています。しかし、長いシャフトより飛距離が出にくいデメリットがあります。

長さ特徴
長めのシャフト・45~46インチ
・飛距離がでやすい
・コントロールが難しい
短めのシャフト・39.5~35インチ(番手によりカットする)
・振りやすい
・長いシャフトより飛距離は落ちる

シャフトの硬さ

カーボンシャフト

硬さはフレックスとも呼ばれ、スイングスピードに合わせてLからXまでのシャフトがあります。硬さはLからXにかけて硬くなり「しなり」も少なくなるのが特徴です。

硬いシャフトはヘッドがブレにくく、コントロールしやすいとされています。

一方柔らかいシャフトは、硬いシャフトに比べてしなりやヘッドの戻りが大きいので、高弾道で飛ばせる特徴があります。

フレックスはスイングの仕方や体力といった個人差が大きく影響するため、適切なシャフトを選ばないと、飛距離や方向性は安定しません。

スイングも崩れやすくなるので、最初からハードスペックを選ばないように気をつけましょう。

硬さと使用できるヘッドスピードの目安

シャフト硬さヘッドスピードの目安
L(レディース)35m/s未満
A(アベレージ)35~38m/s
R(レギュラー)39~42m/s
SR(スティッフレギュラー)40~44m/s
S(スティッフ)43~45m/s
X(エキストラ)46m/s以上

シャフトのトルク

トルクはシャフトのねじれ度合いを示す値です。

数値が低いほどねじれにくく、高いほど柔軟性があります。

低トルクのシャフトはシャフトの硬さを感じやすく、スイングスピードが早い人ほどヘッドの戻りを早く感じます。

高トルクのシャフトはねじれが大きくヘッドの戻りを遅く感じるので、ヘッドスピードが早い人だとタイミングが合わないかもしれません。そのため高トルクのシャフトは、フィーリングやタイミングを重視するコントロールタイプのゴルファーに適しています。

トルクの特徴

トルク硬さ特徴
高トルク(3.5以上)・ねじれやすい
・スインガータイプ向け
低トルク(3.5未満)・ねじれにくい
・ハードヒッター向け

シャフトのキックポイント

シャフト トルク

キックポイントとは、スイング中にシャフトがしなる位置のことです。

種類は先調子・中調子・手元調子・ダブルキックにわかれ、それぞれ弾道や向いているゴルファーのタイプが変わります。

キックポイント特徴
先調子・高弾道
・ボールが上がらない人向け
中調子・中弾道
・先調子と手元調子の中間
手元調子・低弾道
・スイングのタメを感じて打ちたい人向け
ダブルキック・高弾道
・しなりポイントはトップとインパクトの2回

「先調子」

おもにボールが上がりにくい人や、インパクトでボールを叩きたい人に向いているシャフトです。

先調子の特徴はグリップ側が硬く、ヘッド寄りのポイントでしなる点です。そのためインパクトでヘッドが返りやすく、弾道も高めに飛んでいく傾向にあります。

ボールが上がらない初心者にも向いているシャフトといえます。

「手元調子」

手元調子は先調子と違い、キックポイントがグリップ寄りに設定されているシャフトです。

トップからダウンスイングの時点でしなりが発生し、インパクトでヘッドが遅れてくる傾向があります。そのため、リズムを取りながらスイングする人に向いており、叩きにいく人だと振りにくいと感じるかもしれません。弾道は低くなりやすく、安定してリズムが取れる上級者でないと上手くミートすることは難しいでしょう。

「中調子」

中調子は、先調子と手元調子の中間地点でしなるように設定されているシャフトです。

しなるポイントのバランスが取れており、タメもヘッドの返りも期待できるため、万人向けのシャフトといえます。

「ダブルキック」

トップで手元がしなり、インパクトで先端が動く特徴を持っているのがダブルキックです。

スイング中、2回シャフトがしなるので、高弾道で飛距離が出やすい「飛び系シャフト」として知られています。ただし、元々スピン量が多い人やインパクトで強く叩く人だと、シャフトが上手くしならず弾道が安定しないかもしれません。

ほかにも、先中調子や中元調子といったシャフトもあります。

  • 先中調子・・・キックポイントは先調子と中調子の中間
  • 中元調子・・・キックポイントは中調子と元調子の中間

ゴルフシャフトの選び方

ゴルフシャフト 選び方

長さや硬さなどで自分に合うシャフトは異なるため、選び方次第でショットの行方も大きく変わります。

ここではシャフト選びのポイントを、材質・重量・スイングスピード・スイングタイプの観点から解説します。自分でシャフトを選ぶ際の参考にしてみてください。

自分に合ったシャフトとは?

シャフト選びのポイントは、硬さや重さ、キックポイントなどにより変わります。

  • シャフトの材質と重量で選ぶ
  • スイングスピードで選ぶ
  • スイングタイプで選ぶ

単独ではなく、上記の条件を組み合わせて考えることが、シャフト選びで気をつけたい点といえます。

シャフトの材質と重量で選ぶ

一般的にカーボンシャフトは軽量で振りやすく、スチールシャフトは重くて振りにくいイメージがあります。

ただ、最近はカーボンシャフトでも重めのモデルがあり、スチールも軽量タイプが発売されています。

シャフト選びは材質だけでなく、重量とのバランスが大切です。

ポイントはクラブセット全体の重量バランスを考え、ウッドとアイアンどちらかに重量が偏らないように組み立てることだといえます。

ドライバーやフェアウェイウッドのような長めのクラブは、カーボンシャフトで50〜60g台が成人男性向け、40〜50g台が成人女性向けです。

アイアン用のシャフトは、90〜100g台が成人男性に最適な重量といわれています。女性向けのシャフトはカーボンが標準であり、40〜50g台の重量なら無理なく振っていける重さとされています。

最適シャフト重量

クラブ一般成人男性一般成人女性
ウッド系50~60g30~40g
アイアン系90~100g40~50g

スイングスピードで選ぶ

スイングスピードが速いゴルファーには硬めのシャフトが向いており、遅いゴルファーには柔らかめのシャフトがおすすめです。

成人男性のヘッドスピードの平均は40〜42m/s、成人女性になると30〜35m/sほどになります。

ヘッドスピードに合うシャフトフレックスは、男性でRかSR、女性はLもしくはRを選ぶとスピードに応じた飛距離を出せます。

最適なシャフトを選ぶことで、飛距離と方向性の両方において安定したショットが期待できるでしょう。

スイングタイプで選ぶ

ゴルファーは、ボールを叩きに行くヒッタータイプとタイミングを取るスインガータイプにわかれます。

ハードヒッターになるほどスピン量を抑えないと、ボールが上がりすぎて飛距離が出ません。そのため、重くて硬いシャフトの装着が必須です。トルクも低いほうが、ボールをコントロールしやすいでしょう。

一方、スインガータイプのゴルファーは、先調子よりも「中調子」か「中元調子」のほうがタイミングが合いやすくなります。ヘッドスピードが遅めの人は、柔らかくて高トルクのシャフトであればボールも上がりやすくなります。

スイングタイプに合うシャフト例(成人男性ヘッドスピード42m/s)

最適シャフトヒッター向けスインガー向け
重量50~60g50~60g
硬さR~SR~S
トルク低トルク低~高トルク
キックポイント手元調子中~中元調子

※ヘッドスピードや体力で最適なシャフトは変わります。上記の表は目安であり、シャフトが合わないケースも考えられます。正確に知りたいときは、フィッティングサービスでシャフト診断を受けてみてください。

シャフトがプレーに与える影響とは

シャフトがショットへ与える影響

しつこいようですが、シャフト選びを間違えるとスイングやショットに大きく影響します。

ここではプロゴルファーを例に、なぜシャフト選びが重要なのかを解説します。

考えられる最大の理由は「ショット精度」です。

インパクトでフェースが狙った角度で入らないとショットの精度を保てず、以下のデータでもその根拠を示すことができます。

ショットの結果次第で、ボールがどの程度左右へ曲がるかを計算してみました。

インパクトで1度ズレた場合の結果(クラブの番手、スピン量、天候は条件に含まず)

距離左右へ曲がる距離
100ヤードの場合約1.8ヤード
150ヤードの場合約4.6ヤード
200ヤードの場合約6.1ヤード
250ヤードの場合約7.6ヤード
300ヤードの場合約9.2ヤード

300ヤードの飛距離を想定した場合、インパクトで1度左右に打ち出したときは、10ヤード近く精度が狂う計算になります。

広いコースだとフェアウェイに残る可能性も期待できますが、200ヤード以下になると、グリーンオンした後のパッティングが容易ではありません。

プロゴルファーにとって、ショット精度の狂いは結果に大きく影響します。影響を最小限に抑えるため、スイングの特性に合わせて最適なシャフトを選ぶ必要があるわけです。

シャフトのメンテナンス方法

シャフト メンテナンス

シャフトで注意する点として、保管場所や交換時期が挙げられます。

何年も使っていないシャフトをお持ちの人は、使用前に一度確認しておくことをおすすめします。

シャフトの清掃方法

カーボンシャフトの場合は、掃除に関してとくに気をつけることはありません。

しかし、スチールシャフトの場合は状態に気をつけてください。とくに注意する点は、雨や湿気による「錆びの発生」です。

錆びを発生させないためには、定期的にシャフトの状態を確認するほか、使用前後で錆び対策をしましょう。

  • シャフトを濡れたままにしない(雨の日のプレー後)
  • あらかじめコーティングを行う

錆びだらけだと見た目も悪く、放っておくと劣化が進みます。錆びは内部から発生するので、劣化が進むと酷い場合はシャフトが折れる可能性もあります。外観に問題がなくても、念のためシャフトについた水分は取り除いておきましょう。

※NERD GOLFではコーティングサービスも受け付けています。

綺麗で長持ちする「ハドラスコーティング」をぜひお試しください。

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シャフトの保管方法

適切な方法で保管を行えば、シャフトの性能を保つことにつながります。

夏の暑い時期やクラブに重量物がかかる状態で保管しないように気をつけましょう。もし保管が適切でなければ、年数経過による経年劣化よりもシャフトの寿命は早くおとずれてしまいます。シャフトが劣化しない場所や方法を、しっかりと決めて保管することをおすすめします。

保管に適した場所

  • 湿度や温度の変化が少ない場所
  • 周りからの重圧がかからない場所

直射日光の当たらない場所で保管してください。夏季の野外や車内は劣化がすすむため避けましょう。シャフトが曲がったり損傷したりする重量物も、周囲に置かないよう注意してください。

シャフトの交換時期と方法

シャフト交換の時期については、とくに決められた日数・年月はありません。

目安として使用年数が5年程度、飛距離や方向性が変化してきたら、シャフト交換を検討したほうがよいでしょう。年齢や怪我をした後も、体に変化が起きている可能性が高いため、弾道計測器等でショットデータを確認してみてください。

シャフトにスリーブがついていない古いクラブの場合は、ゴルフショップでの交換をおすすめします。

知識や技術がない人だと、折れる可能性が高いからです。

古いクラブやアイアン以外の比較的新しいクラブには、スリーブがついています。付け替えも簡単に行えますので、取り外しが可能な場合は、シャフト交換の工賃を捻出しなくて済みます。

ゴルフシャフトの価格

シャフト 価格

最近では、インターネット検索によりシャフトの金額も簡単にわかるようになりました。

新品ドライバー用シャフトだと4〜5万円、中古品になると2〜3万円くらいが平均的な相場として確認できます。ただ、メーカーやモデルによりシャフトの金額は異なります。

はたして、その違いはどこにあるのでしょうか。

素材により価格差がある

シャフトは素材と製造方法で価格差が変わります。

カーボンシャフトは、材料であるカーボンシートの原材料がスチールシャフトよりも高価になります。種類・形状・大きさの異なるカーボンシートを裁断した後、芯棒に何層も巻きつける工程を経て完成するのがカーボンシャフトです。素材の種類や巻きつける工程次第でコストも高くなるので、なかには販売価格が20万円以上まで及ぶモデルもあります。

スチールシャフトは特定の金属(ステンレススチールなどの)素材をもとに作るシャフトです。素材形状に加工と熱処理を施し、狙った形状や硬さ、メッキ等の調整工程を経て完成に至ります。

価格は1,000〜10,000円まで幅広く、カーボン同様、価格差は採用される金属素材により異なります。

高価なシャフトと低価格シャフトの違い

前述したように、シャフトの価格差は素材価格や製造方法で異なります。

高価格帯のシャフトは素材が高価なことに加え、性能を追求する強いこだわりが見られます。シャフトの巻き方・形状調整・重量調整など、負担の大きい工程ほどコストが高くなり、プレミアム価格になるといえるでしょう。

また、製造年数が古いほど金額が下がるのは否めません。

カーボンシャフトはスチールほど劣化はしませんが、新モデルの発売により価格は下がります。スチールは年数の劣化に加え、大量生産を行うため安価になりやすいシャフトといえます。

価格が安いのは魅力的です。しかし、年数経過による劣化を考えると、見極めが難しいケースも考えられます。興味があるシャフトでも、古いタイプのシャフトはショップのスタッフやフィッターに相談してから購入することをおすすめします。

プロのフィッターが選ぶおすすめのシャフト

シャフト おすすめ

シャフト選びに迷うときは、豊富な知識を持つ専門家からアドバイスを受けてみてはいかがでしょうか。

今回はプロのフィッターでもあるNERD GOLFの辻本店長に、おすすめのシャフトを聞きました。

カーボンシャフトは「ベンタスTRシリーズ」が優秀でおすすめ

VENTUS TR

「カーボンでおすすめするシャフトは『ベンタスTRシリーズ』です。ベンタスTRはどのシャフトも優秀で、ブルーは素直な弾道が出せて、レッドは球を上げたい人に向いています。ブラックは先調子なので、ボールを叩きにいきたい人に合っているでしょう。」(辻本店長)

モデルスペック
VENTUS TR RD 5~7・フレックス(R~X)
・製品長さ 46.0インチ
・重量 59.5~78.0g
・トルク 3.5~2.8
・Tip径 8.50mm
・Butt径 15.45mm
・キックポイント 先中調子
VENTUS TR BL 5~7・フレックス(R~X)
・製品長さ 46.0インチ
・重量 58.0~78.5g
・トルク 3.5~2.7
・Tip径 8.50mm
・Butt径 15.40mm
・キックポイント 中元調子
VENTUS TR BK 5~8・フレックス(S・X)
・製品長さ 46.0インチ
・重量 59.0~89.0g
・トルク 3.5~2.6
・Tip径 8.50mm
・Butt径 15.40mm
・キックポイント 元調子

出典:VENTUS TR | フジクラシャフト | ゴルフシャフト・リシャフトのフジクラ (fujikurashaft.jp)

スチールシャフトは軽くてもしっかり叩ける「NS950neo」がおすすめ

NSPRO950neo

「スチールだと日本シャフトの『NS950 neo』がしっかり叩けるシャフトといえます。軽量で中調子のシャフトなので、どのゴルファーにも合いやすいシャフトです。ただ、どちらかといえば上級者のほうが上手く扱えるかもしれません。ほかにもダイナミックゴールドの105gもよいでしょう。同じ105gのシャフトでも、モーダスは難しい部類に入ります。」(辻本店長)

NSPRO950GHneo スペック

出典:950GH neo – 日本シャフト|N.S.PRO (nipponshaft.co.jp)

シャフト選びにフィッティングサービスは有効?

フィッティングサービス

シャフト選びで判断に迷うときは、フィッティングサービスもおすすめです。

前章のおすすめシャフトから引き続き、独自の視点で多くのゴルファーを診断してきた辻本店長にフィッティングの必要性を伺いました。

シャフト選びで悩むときは、第3者からのアドバイスを受けたほうが良い

「ドライバーでもアイアンでも、クラブを選ぶときはフィッティングをしたほうが自分に合ったクラブが見つかります。とくにシャフトに関して、初心者は選び方で間違えてしまう可能性が高いので、プロのフィッターからアドバイスを受けたほうがよいでしょう。」(辻本店長)

初心者以外のゴルファーも受けたほうが良い?

「ドライバーとアイアンのバランスが合っていない人は経験者でも結構います。自分のスイングの特性をつかんでいないゴルファーも多いので、ぜひフィッティングを通してナイスショットの成功体験を掴んでほしいと思います。クラブにかける金額が同じでも、そのほうが圧倒的に満足度が違うのではないでしょうか。」(辻本店長)

自分が思うよりも、シャフトに関して理解している人は経験者でも少ないとのこと。

一人で判断するより、プロに診断してもらったほうが最適なシャフトを見つけられるかもしれません。

まとめ|シャフト次第でショットは大きく変わる

ゴルフシャフトにより、スイングの結果は大きく変わります。飛距離や方向性にも直結するので、スイングの特性に合わせて選ぶようにしてください。

自分に合わないスペックを使い続けると、スイングが崩れる原因にもなります。

自分1人で判断できない場合はフィッティングサービスを利用し、プロの判断を聞いてみてはいかがでしょうか。専門家からのアドバイスを受けたほうが、最適なシャフトが見つかるかもしれません。

NERD GOLFでフィッティングサービスを受けてみませんか?

NERD GOLF

NERD GOLFはフィッティングサービスも利用できる「ゴルフ工房一体型のインドアゴルフ練習場」です。

完全個室で練習ができるほか、弾道計測器「トラックマン」を使用したフィッティングサービスが利用できます。

フィッティングサービスの特徴

  • 一人ひとりに合わせた最適なクラブ診断
  • トラックマン認定士によるフィッティングサービス
  • 修理からカスタムまで安心して任せられるゴルフ工房

NERD GOLFでは、PGAツアーのプロも使用している高性能弾道計測器「トラックマン」によるフィッティングサービスを体験できます。

フィッティング時は、取得できる30項目以上の詳細なデータをもとに、トラックマン認定士によるクラブ診断を行います。

シャフトをはじめ、クラブ全体での最適なセッティングも提案できるため、納得のいくクラブ選びが可能です。

トラックマン認定士でもある辻本店長のフィッティングを受けて、自分に合うシャフトを見つけてみませんか?

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また、NERD GOLFではゴルフ工房も併設しています。ゴルフ工房では購入したクラブをカスタムできるほか、シャフトやクラブ保護を目的としたガラスコーティングも施工可能です。

傷がつきにくく、撥水効果、錆防止ができる「ハドラスコーティング」をぜひご利用ください。

コーティングサービスの料金表

コーティング対象アイテム料金(税込)
シャフト1,100円
アイアン2,200円
ウッド、シューズ3,300円
別途工賃:1,000円

NERD GOLFの店舗詳細

住所〒270-0137
千葉県流山市市野谷118-12
電話番号080-7946-1034
アクセスつくばエクスプレス/東武アーバンライン「流山おおたかの森駅」からでバス5分
営業時間全日 13:00~22:00
定休日:水曜日
打席数3打席
料金レッスン(1時間)
PGAレッスンプロ
11,000円(税込)
NERD GOLFアドバイザー
5,500円(税込)

計測機器(1時間)
1階Track Man
3,300円(税込)
2階GC Quad
2,200円(税込)
体験
フリー練習〇 1時間2,500円~
レンタル〇(クラブ)
公式サイトNERD GOLF(ナード ゴルフ)流山店